わが家の気楽なラザニア・コンポスト。生ごみを入れて、上から草を重ねていくだけ。混ぜ返さず、ただただ積んでいきます。
しっかり草をかぶせれば、においもしない。混ぜ返さないので、虫も大丈夫(分厚く草をかぶせるのがコツですが、仮に湧いたとしても、混ぜ返さなければ気づかないので心配なし! ←土の中にみみずがいるのと同じことですから)。
自然の力で平和に分解。1年くらい入れ続けて、最後は2~3か月そのまま熟成させてから中身を開けると、魔法のようにすべてが土に! 中身はほぼ「生ごみ+雑草」(+ぬか少々)だけなのに、自然のマジック。
コンポストはトラブルで諦めてしまう方も多いと思いますが(におい、虫…)、この「最終形」をイメージしていただくと、よりどっしり構えられるかと思います。腐臭、虫、恐れるに足らず。時が経てば、ただの土です。
ただの木枠なので、つくるのも簡単。子どもたちと一緒につくったのもよい思い出です。
キエーロ も大好きなのですが(←実は生みの親の松本さんと一緒に、葉山町でローカルに推進したごみ担当職員のひとりなので、すごく思い入れもあります)、うちは田舎で畑や果樹の生ごみが半端なく、普通のサイズのコンポストではとても入りきらないので、こういう大きめのコンポストが大正解。
「玉ねぎの皮」「髪の毛」「アボカドの種」「割り箸」など、「分解しにくいからコンポストに入れてはいけない」と言われるものも、この大容量のズボラコンポストなら、まったく問題になりません。有機物なら何でも入れられる。油汚れの紙や、掃除に使った汚れた新聞紙なんかもOK!
でも、都会向けには #lfcコンポスト とか、 #キエーロ とか・・・もっとスマートで、ベランダでもできるようなコンパクトなタイプもいろいろ出てきているので、ぜひご自身にあったスタイルを探してみてください。
★カバー写真は @na.h.o さん、ラストの写真は @ujo_photography さん、ありがとうございます