何だか、「世界、一体どうなっちゃうんだろう…」と思ってしまうようなニュースが続く日々ですが…
終わらない戦争、敵意むき出しの政治、驚愕の飛行機事故に壮絶な山火事、選挙や政治をも動かすデマ情報、、、と、世界がコントロール不能な次元で暴走しているような感覚…
・・・少し前まではもう少し希望的な感覚を持てていた気がするんだけどなぁ。。
やっぱりアメリカ大統領選とその後のダメージは大きいです。。ヨーロッパ各国の予想以上の右傾化も。。各国の政治がこんなだと、地球の未来がない。
(そんな動向にあからさまに忖度した、インスタグラム(メタ社)の多様性対応縮小発表も「ガーン…」です。デマ情報のファクトチェックも廃止。トランプ政権に巨額を寄付して、侮辱的なワードも表現の自由の名のもとに許容する余地を持たせると…。何だかうっすらと、悪夢が現実に変わっていく感じ。インスタグラム、いつまで平和に使えるだろ…既にXはやめた自分ですが💦)
というわけで、日々はたのしく過ごしつつも、この先の未来を思うと「希望は…何処へ…??」と悲観的な気持ちになったりもする中、「こんな未来がいいな」という希望を思い出させてくれる映画を観ることができました。
劇場公開がはじまったばかりのオーストラリア映画『2040 地球再生のビジョン』。信頼のユナイテッドピープル配給 @united_people_corp 。試写版にて拝見しました。
4歳の娘を持つ監督が、「娘が大人になる2040年はどんな世界になっているだろうか?」という問いの答えを求めて世界11カ国を訪ねたドキュメンタリー。
「途方もないイマジネーション」ではなく、「既にあるテクノロジーやアクションをつなぎ合わせることで、こんな未来が可能になるのでは?」という、現実的な期待に満ちた未来予想図です。
*上映情報はこちら(イメージフォーラムやアップリンク京都などでただ今上映中。来週以降は横浜や大阪でも♪)
ガモー監督の前作『あまくない砂糖の話』も、以前子どもたちと一緒に観てとてもおもしろかったのですが、本作もポップなCGなどがたのしく多用されていて、長男Kとたのしく観させていただきました(小5の末っ子は途中で退散していましたーちょっと早かったかも)。
子どもと一緒に観ていたせいか、前半はちょっと硬いというか、若干「ガチ環境」の難しさも感じたのですが、後半からどんどん引き込まれて、終了後はポジティブな思いに包まれました。これだけのテクノロジーを生み出した人類、もしかしたらやれるんじゃないか?というか、こういう方向にテクノロジーを使わなきゃね、と。
写真は末っ子作の柑橘3色盛り合わせ(南国の特権♪)。
彼が20代半ばとなる2040年は一体どんな世界になっているだろう…。2~3年前に比べると、ちょっと見通しは暗いような気もしてしまう中ですが、ここからまたいろいろな反動もあったりして予想外の方向に行ったりするのが人間の歴史の通例なのかな…というところで、とにかく「描きたい未来像」を忘れずに、「進みたい未来に向かって進む自分」でいたいなぁと思います。