最低限の材料でつくるシンプル・グラノーラ。こんなにそぎ落としても、十分おいしいです。
実は10年前、ちっぽけな「グラノーラ屋」として自営の第一歩を踏み出したわが家。
最初はいろいろこだわりの配合で、様々なドライフルーツやナッツやフレーバーのバリエーションをたのしんでいたのですが(それはそれで最高においしいです)、だんだん、「どれもこれも輸入食材だし、、、」「こんなにあれこれ買うの、どうなん??」という心境に。。(もちろん円安などによる材料費の高騰のあおりも…)
それで一時グラノーラがつくれなくなってしまったのですが、子どもたちはやっぱりグラノーラ好き。それで、最近「レーズンとくるみしか入れないミニマルグラノーラ」をつくってみたら、末っ子:「おいしい!」「けど、くるみは好きじゃないから、あげる!」←!??
かくして、レーズンしか入れない超ミニマルグラノーラ。ものすごく安上がり♪ 材料の管理もシンプルで、これならまた気楽につくり続けていける気分になりました。
<つくり方>
①大きなボウルに
・オートミール400g
・小麦粉(薄力粉または全粒粉)100g
・塩3.5g
を入れる
②そこに
・菜種油80g+オリーブ油またはココナッツオイル20gを入れて混ぜる
(※オイルは2種類くらいブレンドするとおいしい気がする)
③砂糖(わが家はきび砂糖)75g+水80gを小鍋でひと煮立ちさせて、②に入れて混ぜる
④天板2枚に均等に広げて(※1枚しかなければ、まず半量を焼いて、あとから残りを焼くのでもOK)、平らに押さえて(←押さえることでクランチーな塊を増やす)、150℃くらいの低温で1時間くらい焼く
※そのまま焼き続けると焦げるので、20分したら一度取り出して混ぜ返し、グラノーラっぽいそぼろ状にして、再びオーブンに入れて焼く→以後、10分に一度、混ぜ返す
⑤全体がサクサクになるまで焼いたら、レーズン80gとシナモン3.5gを混ぜ、冷めたら瓶に移して保存する(←すごく大事! 湿気やすいので…)
食べ方は、ヨーグルト派とミルク派にわかれます。僕は断然、ヨーグルト派(=牛乳飲めない人)。
「できればオートミールも国産がいいな…」ということで、昨年庭で育てたエンバク(=オーツ麦)を末っ子と一緒に手作業でもみすりし、蒸してつぶしてオートミールに加工する、という実験もしてみました(=リールの最後の写真)。
蒸しが足りなかったせいか、あまり上手につぶせなくて、オートミールっぽい見かけにならなかったのですが、、、試みとしてはたのしかったし、これからもそんな試行錯誤はしていきたいな~と思っています。