ガスコンロでできる<br>コーヒー焙煎

12年も続けているコーヒーの手焙煎。毎週1回、ガスコンロの上で10分くらい。1週間分の豆をまとめて焙煎します。

この非電化工房の焙煎器(アマゾンはこちら、楽天はこちら)が本当に使いやすい。緑色の生豆を中に入れて、ガスコンロの上でガシャガシャ振るだけ。コーヒーの焙煎って、大がかりな機械のイメージがあったので、「なるほど、焙煎ってつまりは焦がすことなんだ…」と拍子抜け。最初にやった時は「オオー!!!」と感動でした。

味はというと、ふつうにおいしいです。専門店のすばらしいコーヒー豆と比べれば、もちろん専門店の豆の方がおいしいと思います(←僭越ですが、スターバックスのコーヒーとかよりは全然おいしいですよ!)。

・・・でも、変な言い方なんですけど、この「ふつうにおいしいコーヒー」に満ち足りた心地よさを覚えている自分です。何というか、変に高望みせず、この「ふつうにおいしいコーヒー」で満足できている自分でよかった…みたいな。。。「足るを知る」的な境地でしょうか。

それに、自分で焙煎すれば、常にフレッシュな状態で飲めるし(生豆は酸化しにくいため)、フェアトレード&オーガニックの豆を使えるし(フェアトレードの豆は総じて値段が高めですが、生豆で買えばふつうの豆以下の値段で買えます)、うれしい点がいっぱいです。

そして、時々友人が専門店のコーヒー豆をプレゼントしてくれると、あまりにおいしくて感動します。そんな「特別のたのしみ」を支える日常のベースとしても、自分で焙煎した「ふつうにおいしいコーヒー」がすごくすごく気に入っています。

手焙煎のより詳しい手順や、使っている器具については、こちらの過去記事でも綴っています。ゼロウェイスト&プラスチックフリーなコーヒーについて語り尽くしていますので、よかったらどうぞ!