混ぜるだけの簡単パン<br>初挑戦

「混ぜるだけの簡単パン」を生活に定着させたい、というのが今年の目標。とりあえず初挑戦しました。まずはいい感じ。本当に手軽。

パン焼きは昔大好きだったのですが、恥ずかしながら、捏ねるのが大の苦手…。手がベタベタするのが、どうも生理的にストレスなんですね(土いじりも同様)。

やっと焼きあがったパンに子どもたちがワーッと群がって、一瞬で苦労が水の泡…(また焼かなきゃ)みたいなのも、日々の暮らしの中では持続不可能だなぁと感じていました(←本当はそれを喜ぶのが理想の家族の姿でしょうが)。

…で、かなりパン作りから遠ざかってしまっていたのですが、この「捏ねないパン」なら、たぶんいける。いけるはず!

ということで、今年のテーマ=パン復活!!!

高加水パンなら、発酵時間もまったく気にしなくてよくて、まぜた生地を冷蔵庫に入れておいて、「4日のうちにいつでも取り出して焼けばいい」というのがありがたい。そうでなくっちゃダメなんです。

とりあえずの教科書として、内田真美さんの『高加水生地の粉ものレッスン』を参照していますが、ネットで「高加水パン」「多加水パン」でいろいろなやり方が紹介されているので、自分にぴったりフィットする方法を探り当てたいなと思っています。

まず、ベタベタ嫌いの自分としては、いくら高加水とは言え、もう少し水を減らして、多少扱いやすい生地にしたい。そして、手軽が本望なのにまた本末転倒になりそうだけど、天然酵母で行きたい…!!! です。

きっかけをくれた友人の織物作家・古川理咲子さんに感謝。理咲子さんが作り続けているという高加水パンが本当においしくて、「こんなパンとともにある日常がいい!」と思いました。

ちなみに、日々のパンは、「捨てないパン屋」ドリアンの定期便に何年もお世話になってきました。毎月1度、自動的に届き、1か月間、味が落ちるどころか、逆に熟成されておいしく食べられるどっしりした食事パン。本当にすばらしい。いろいろ意識的なパン屋さんなので、完全プラフリーの紙袋で送っていただけるのもうれしいです。値段も、食品ロス問題ジャーナリストの井出留美さんが「重さあたりの値段はスーパーのパンよりも安い」と!!

お弟子さんが各地で独立しているらしいので、こんなパン屋さんが増えていったらいいな~って思っています。

※リールの中で、保存容器を3つに分けているのは、単に大きな容器がないからです。結果的に「小分けで3回分」で使えるので便利かも、と思ってます。あと、「冷蔵庫で1日」は、途中で一度取り出して、上下を返すといいと聞き、やってみています(リールではややこしくなるので端折りましたが)。